2018年4月15日日曜日

Game Change

 テクノロジーは時に、既存の仕組みやパワーバランスを大きく覆すことがあり、そういうシチュエーションをゲームチェンジと呼んだりします。
既存の仕組みや常識が覆されるとき、それは本当にエキサイティングで、だからこそ技術の進化というのは追い続けないといけないものだと思います。

確かに、当社で扱う製品は制御と通信に特化したものしかなく、一見すると非常に地味です。しかし、すべてショー制御に重要なものばかりで、技術進化も早い分野です。
先週のProLight soundという展示会で、LumenRadioがメッシュトロポロジーの通信を可能とする製品を開発しました。

 https://lumenradio.com/moonlite/

この製品を照明デバイスにつなぐことで、DMXワイヤレス通信を中継することが可能となり、電波の届きにくい場所へ通信をホップすることが可能となります。同時にこの製品は、ブルートゥースによるモバイルフォンなどからのDMXテストなども可能となります。非常にユニークな製品で、今年後半のリリースになりますが、これに伴い、来年には現在のLumenRadioデバイスも中継機能を備えることになり、マルチホップが可能になります。つまりLumenRadio製品の通信接続環境は、さらに強固になり安定性が増すということです。これによってこれまでのワイヤレスに対する概念が大きく変わる可能性が高いです。

ワイヤレスに不安があった時代が過去になり、ワイヤレスDMXのゲームチェンジャーになるかもしれません。今年後半と来年のリリースに期待ですね。

第2創業




 もう空気は春から初夏へむけて変わりつつある4月。気持ちは早くも来年のことを考えている自分がいて、11期の締めくくりに、採用活動を本格化させようとしています。
まさに第2創業というタイミングです。

仕事に対する考え方も、会社と自分の関係もまた大きく変化している実感があり、加えて業界の変化の波も強く感じられる今、マイルランテックのイノベーション魂もまた強く燃え始めています。きっと会社にも、業界にも大きな変化がくるでしょう。この大波を乗り切る覚悟が必要なのです。

新しいメンバーの募集は、私が多くの仕事を若手に任せている以上、今のメンバーとマッチする世代がいいだろうし、変革に対して付き合ってくれる人がいいと思っています。変化への対応能力は、年齢に依存しないと思うんですが、思考の柔軟性はやはり若い世代の特徴であって、大きな可能性を感じるゆえに、どうしても自分よりも若く優秀な人を選んでしまします。若い会社だからこそ、若い世代を集め、次の時代にアジャストできる会社になりたいというのが私の考えです。まだまだマイルランテックは変化を続け、新しい価値を提供し続け、業界の発展と劇場の未来に貢献できると信じています。





2018年1月7日日曜日

改革の難しさ

 2018年になりました。遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
マイルランテックは多くの方々にお世話になりながら、今11期の後半へと入りました。
本年も何卒、よろしくお願いします。

私は、よく早歩きで、いつも前かがみに前進していると言われます。また、いつも焦りすぎ、早すぎる。それは残された時間の短さに対する焦燥感からくるのか?単に短気なだけなのか?当人もわかりませんが、確実に言えることは、本当にあっという間に時間は過ぎ去り、起こった事象はそのままに、ただその変化の先頭に立ち、現実を認め、次の改革を進めるだけです。ふう、ため息がでます。

このブログでも、当社の改革宣言をしてすでに3年が経ちましたが、当時の焦りは、この業界の構造変化です。まだすぐには来ないとは思いますが、3年前から私は大きな構造変化が来ると感じています。詳しくはまた、そのうちに書きましょう。そんな想いだからこそでしょう、 2014年の記事を読み返すと、いかに自分が改革を求め、その実現にむけて意欲を示していたかがわかります。社員の多くは、理解できなかったようですが、危機はそこに未だあると思います。

http://milecontrol.blogspot.jp/2014/12/7.html 

この3年は、さまざまな改革を目指し、また輸入代理店業というビジネスの終わりを感じ、業態変更や新たな何かを見つけようと、もがき苦しんだ3年間でした。自分でその改革について、完了宣言をだしたにもかかわらず、結果は惨憺たるものです。いかに変化するのが難しく、イノベーションという言葉が重いかを実感するとともに、今頃になって会社の運営が極めて難しいことを思い知ります。

社長には優しさがない、創業社長に振り回される、感情的、やっていること、言うことがころころ変わると言われますが、当社に一番長く在籍している社員は、私の主張があまりに首尾一貫していて、逆に驚くと言います。それはつまり私の主張は、10年前からさほど変わってないことを証明しています。

確かに、昨日今日入社した人には、これまでの経緯も、それに対し私がどう対応し、何を焦り、さまざまなストレスに苦しんだかは、理解しようがないのです。数年が経ち、私の考えることが大きなリスクとして健在化する時、私が発した警鐘は忘れ去られるにちがいないけれど、大企業ではなく、中小企業だからこそ、頭をひねり、どうすれば継続して価値を提供し続けられるかを深く考えねばならないし、そのための現実的行動も必要なんです。拙速と言われようとです。

そのための改革が2014年にスタートし、 2016年には完成したはずだったけれど、その多くの試みは泡となって飛散し、今の私はスタート地点にもどったような印象です。結局、誰かに想いを託すとか、誰かを育て、彼らにすべての仕事を任せることなど不可能で、また自分の求める理想のパートナーなどは存在しないし、自分のやれることを粛々と皆と協力してやっていくしかないのだろうとも思います。また再度、改革の機運が高まるかどうかですが、しばらくは、自分に与えられた役目をしっかり担い、あまり先急がないよう、今の仕事に専念したいと思います。しかしながら、この3年間で費やした費用は、その結果に対してあきらかに失敗でした。それをしっかり事実として受け止めねばならないと感じています。 本当に人の採用ほど難しいものはない。