2016年1月8日金曜日

照明業界のスタンダードプロトコルという無意味な議論

 今になると、もはや無意味だなあと思う事の1つに、照明業界のイーサネットベースプロトコルについての議論があります。もはや1つに統一する必要もなく、皆が共存する時代にあって、いつかはACNへと進化の途上であるのに、世の中には、どうしても1つのプロトコルに統一しないと気が済まない人がいる。もう不思議でなりません。
 sACN、Sandnet、Artnet、それから各種プロプライエタリープロトコルなど、それらのどれか1つに限定しないと落ち着かないという。。しかも、私はなぜか、アートネットの伝道師に位置づけられて、アートネットを流行らせようとする悪人扱い。。それは違うと言いたいです。

私の考えはこうだ。当時、フリーで簡単でもっとも多くの機材がサポートするのがアートネットだから、便利でしょう? 活用しましょうよ。 これが数年前の状況。。そしてその後、sACNも普及してきたとき、じゃあ両方サポートしときましょうよ。どんな機材でもつながるから。。そのほうが便利でしょ? (これもすでに過去の話です。)

そして今は、MAnetもHog-Netも、そしてArtnetだろうがsACN だろうが、なんでもいいです。使いたいプロトコルを使えばいいじゃないですか?そしてノードみたいな製品は、フリーのプロトコルを複数サポートしておけば、どこでも使えるでしょ?便利ですよ、そのほうが。。という状況。

決して、一度もアートネットだけをことさら持ち上げた記憶はないんですが、なぜかアートネットの人に分類されているらしい。変な話です。なぜならLuminexのノードはかなり昔からsACNもサポートしています。正直、今では、DMXを伝送するだけなら、なんでもいいや。というのが本音で、ネットワークスイッチでグルーピングしてマルチプロトコルを共存させましょう。というのが今の持論です。

やがて、これらはACNに進化していくんでしょうけど、まだまだ当分はこの状況なんじゃないでしょうか?そして、RDMに関しては、昔ほどの発展や可能性は感じられなくなり、
この点だけは、私がRDMに期待しすぎたなあと反省している次第です。




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