2014年6月28日土曜日

Luminexセミナー照明編 少し解説

 つい先日の舞台照明技術者会議においては、LEDのカラーミキシングについて、もっと深く勉強すべき事があるなと感じた次第ですが、今、頭にあるのはCatalystとNewMacProの事であったり、Medialonの制御システムだったりで、時間が足りないというより自分の頭が足りない事を痛切に感じます。

さて、6月も終わりに近づき、セミナー参加のご連絡も集まって来たところで、今回のセミナーの内容について少しばかり説明を加えておきたいと思います。
 7月8日のセミナーは、照明さん向けのセミナーで、具体的には、照明コンソールのスイッチング、DMXのマージ、そしてネットワークストリームをマージをした上での、リルートという、いまどきのノードの使い方とその将来の可能性について実際の機器を使ってのデモンストレーションを行います。

使用する機材は、Ayrtonのマジックパネルと、RobeのLEDWashなどで、メディアサーバでピクセルマップしながら、パンとチルトを照明卓で実行したり、制御を2つのコンソール間で入れ替えたり、それらをDMXのレベルで切り替える事などを行います。

もう今では、ノードはネットワークから単にDMXを出力する装置ではなく、こうしたネットワークから来るDMXデータの切り替えとか、マージという使い方があるんだということと、それに伴ってシステムを組む際に、新しい発想が出てくるのではないかという提案です。また、今回、Robe社のRDM対応機材を使う事で、Luminetモニターを利用したRDMモニターの可能性と、このソフトを利用してコンソール以外から、Fixtureのセットアップを変えたり、パッチを変えたりといったデバイス管理の可能性を探ってみたいと思います。

今後、このRDM機能を活用することで、コンソールに触れる事なく、Fixtureのパッチ変更やパーキング(動かないよう固定)、リセットなどを行うことができ、照明のシステム管理に表示に効果的なのではないかと考えています。これをお見せできれば、これまでの私の持論であるRDMは必ず照明業界に恩恵をもたらすプロトコルになるという事が証明できるのかなと考えています。( RDMは何をつなぐか?)

最後に、間に合うかどうか微妙になってきましたが、GigaCore16xtのツアー対応バージョン、RFOという新製品がお披露目される予定です。フランクフルトでは、動作してませんでしたが、今回はすべて機能する状態で展示される予定です。





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