2014年2月7日金曜日

ISEの感想













 3日間の展示会視察が終了しました。とても勉強になる展示会でした。
主に設備系の製品が主体で、分野としては会議室やカンファレンスセンターの映像システム、展示会、商業施設向け、デジタルサイネージ、ホームオートメーションなどです。

確かに、ライブエンターテイメントなんてまったく関係がないようにも見えますが、それでも数多く使えそうなメディアサーバーなども見ましたし、実際、ライブショーの分野からの出展もありました。やはり今の時代はいろいろな分野が混ざり合う事で互いに影響しあってるんですね。非常に興味深いです。

その昔、ショー産業から誕生したメディアサーバーの特徴は、リアルタイムエフェクト(レンダリングなしの)、ソフトウェアによるブレンディング、キーストーンニング、ワーピング(カーブスクリーンや変形スクリーンへのマッピング)、ピクセルマッピング(DMXによる制御)などで、これらは今では当たり前になりましたが、数年前は驚くべき技術で、多くの人の注目を集めました。

しかし今では、今回の展示会に出展された各種のソフトやハードでそれ以上の機能を実現し、映像産業で活用されています。その多くは、ビルディングプロジェクションに代表されるインスタレーションイベントや、デジタルサイネージなどの広告、そして大きなスポーツイベントのスタジアム演出などです。もはや、変わったスクリーンへのマスキング効果による投影などを見ても、まったく驚きもないですね。すでに次の何かを考えるべきところに来ています。




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