2014年1月29日水曜日

ダムの照明、ワイヤレスソリューション














 唐突ですが、大分の山の中に行ってきました。まさに弾丸トラベルで27日に通常業務を終えて、その日の夜に移動、翌日の1日だけ仕事して、今はもう日付が変わって29日ですが、なんとか戻ってこれました。(よかったほんとう。。)

 すでに1年前に納品を終えている現場ですが、当社のアウトドアワイヤレスの1つに絶縁不良があるというクレームを受けて、交換に応じたものの、自社でチェックすると、当社製品は良好、いったいどういう絶縁抵抗測定をしたんだと、正直なところ、少し怒りもあって、まったく問題のなかったその製品をもって、逆クレームしようと現場に入ったわけですが、逆に別のトラブルに巻き込まれ、1日、必死に働くことになるとは、まったく想像しておらず、スーツスタイルで現場を走り回る羽目になりました。

 (現場のスタイルじゃなくて、パソコンしか触らないような、ちょっと勘違いしたIT系の人みたいな風貌になってしまったのは、まさに誤算です)

今までいろいろ仕事をしてきましたが、ダムの照明制御というのは、初体験で、その現場の大きさと広さのせいで、私の体はすでにジムに通うべき状態という認識に至ったのは、よい気付きでしたが、いやあ〜いろいろな意味で勉強になりました。

 こういう現場こそワイヤレスの本領発揮です。とは言うものの、想定した通りの接続とならず、目に見えないRadioに、つい「ワイヤレスなんぞ信用できるか!」と悪態つきたくなる気持ちを抑えつつ、会社にデモ機材をセットしてもらって、電話サポートを受けながら、与えられる課題をさまざまな仮定により解決しつつ、最後にすべてのLEDが同期して動くと、「つながってしまえば、ワイヤレスって便利!」という至って一般的な感想を自らつぶやくという情けない結果を容認しつつ、最終のフライトに滑り込んで、今はビールを飲みながらの感想ブログ。。終わってよかったです。。

朝、9時半からの作業開始で、自分の中では昼飯前には終わるつもりが、予想を覆す長期戦となり、その最中、皆から現場で社長、社長と連呼されると、マジでやめて欲しいと思いつつ、その社長自身が現場に行かねばならないうちの会社っていうのは、やはり人不足であり、なんとかして欲しいと自分自身にクレームをつけたくなる状態にも、やり切れなさが充満しています。

 今後は、さまざまな知識を吸収することをいとわず、仲間が現場で苦しんでいるのに、とっとと定時で帰る愛情のかけらもない人ではなく、気遣う心をもった仲間と呼べる若いやつが必要かと心底思うのです。頭の中で、Museの ”Follow me” がリフレインしている今日などは、心底そう思う訳で、「 事件は机上じゃない、現場で起きるんだ」「電波はPCの中じゃない、空間を水平方向に飛ぶんだよ」と叫びたい気持ちを抑えつつ、いろいろ尽力してくれた社員に感謝し、熱い心をもった若いやつは必ず見つかると信じて、今日は寝ることにします。 お疲れさまでした。




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