2013年10月9日水曜日

RDMに積極的な2社















 PLASA自体が縮小気味ですが、Luminex社は絶好調のようで、ブースも少し広くなり、いつものコーヒースタンド形式は変わりませんが、今年もお客はかなり多いです。

新情報としては、新製品こそないですが、ノードの新しいファームウェアとLuminexモニターが 新しくなり、RDM機能が強化されたほか、トリガーチャンネルのトリガーユニバースのIP指定など、地味ですが他の製品では実現不可能なネットワークに関 する機能が追加されています。Luminetモニターに関しては、RDMモニターとしての完成度は高くなっており、RDMの受信もDMXパケットの隙間を使って行うようになり、以前よりレスポンスが早いです。(DMXパケットとRDMパケットの受信を交互に行う)

GigaCoreシリーズは、音響関連のセミナーで、グループ機能を使って EtherSoundとDanteプロトコルを共存させていました、ヨーロッパではオフィシャルではないですが、すでにGigaCoreがYAMAHAさん から推奨スイッチとして認められていると言います。
実際、セミナー会場でも主要なスイッチとして使用されていました。

それから、Luminex社の正面にブースを構えたLumenRadio社。 おかげで私はあちこちを移動する事なく、この2つのブースの中でのんびりできます。となりのLuminexもRDM機能強化を打ち出していますが、LumenRadio社でもまた、SuperNovaが新しくなり、 RDM機能が強化され、他社製品のノードからのアンサーバックをも受け取れるようになっています。これにより、Luminexとの連携も強化される事になります。

2社ともにRDMについてはアーリーアダプターな会社ですが、両社ともに照明コンソールにおいてRDMは利点が少なく、照明プログラマーやデザイナーではなく、テクニシャンのためのツールであると言います。そのためRDMモニターはコンソールではなく、こうした別のソフトウェアを使い、別のPCを使って活用するのがRDM本来だとの事。まさにその通りです。




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