2013年9月8日日曜日

ShowMasterをどう活用するか?













 InterBEEにも出展するMedialon製品の話をしたいと思います。
当社は、もう3年も前からMedialonという会社の製品を販売していますが、以前からこの製品の販売対象を誰に設定するか?と、またどういう広告を出すべきかで悩んでいた上に、自分自身がこれを販売するより、この製品を使ってデザインするプロジェクト案件のほうに興味が傾き、それほど売れていないのが実情です。
(ほとんど宣伝してませんからね。。当然です)

しかし、今年は、この製品を多くの分野の方に知ってもらって、ご活用いただき、世間一般のプログラマブルコントローラーをより簡単にまたスタイリッシュなシステムに置き換えるべく、展示会などで再度、披露していきたいと思っています。

まずは、ショーマスターとこのMedialon社の製品をよく知る映像業界の方々向けに、以前よりいくつかのお問い合わせがあったShowMasterによるGrassValleyT2制御と、スイッチャーの同時制御に関して、再度のテスト報告です。

こうした再生機器の制御に多くの人がRS422制御に絶対の信頼をもっているため、多くの方がRS422こだわりますが、ShowMasterシリーズはRS422専用のポートがなく、イーサネットベースでRS422を取り出すサードパーティー製品が必要なため、T2制御に関しては、イーサネット接続をご提案します。

イーサネット接続で同期再生に関しては、まったく問題なく、コンテンツのフレームレートと、ショーマスターのタイムラインのフレームを合わせることで、ロケートのズレなどもなく、メディアのプレイバックのほか、メディアのロードもできます。逆にT2のLTCタイムコードアウトを受けて、ショーマスターのタイムラインを同期することも可能です。

これまで自動制御と言っても、小規模な施工案件向けに利用する事しか考えてませんでしたが、やはりMedialonは大規模なショーにおけるプロ用ツールと位置づけるほうがらしい感じがします。実際、北京五輪やアジアンゲームなどのトータルショーコントロールに活用された実績を考えると、今度のまさに東京五輪では活躍できる場所があると思うのです。
その点を是非、プロのショープログラマーにわかってほしいと願ってます。







0 件のコメント:

コメントを投稿