2013年5月15日水曜日

Lumonic ilumo

 









 今回は、今年の前半から展示会などで披露しているLED製品、Lumonic社のilumoに関してです。。この製品は、当社のメインページではなく、MRTEというサイトでご紹介しつつ、照明業界のパートナーとして、販売やレンタルをPCライツさんにお願いしています。つい最近、そのPCライツさんのサイトでもilumoの紹介が始まりましたので、ここでご紹介させていただきます。

私個人のバックグラウンドからすると、こういう照明器具を扱うのは自然に見えるかもしれないんですが、実は当初、マイルランテックで照明器具を扱う事には消極的でした。それは、やはり当社のカラーに合わないという点で。。しかし、このイルモに関しては、そのコンセプトに惚れ込んでしまい、どうしても関わりたくなってしまったのです。こういうのはCatalyst以来、久しぶりの感情でした。

この私が選んだLEDは、RGBW+zoomというよくある構成のPAR型ウォッシュライトです。しかし、この4色を単にミックスするこれまでの照明器具とは異なり、ilumoは、WhiteLEDをあくまで色温度の調整にだけ利用するモードを持ち、RGBWでHSIのミックスを実現しています。

え?他もそうでしょ?と言う人もいらっしゃるかもしれないですが、RGBだけでなく、Wも混ぜたHSIによるミキシングとか、CIEの座標軸から色を生み出す機材はないと思います。しかも個々のRGB原色を調整できる機材というのもまだない。

この色に対するこだわりとまた、これまでのLEDカラーミキシングの概念を越えたあたりに、未来を見たというか、感動してしまいました。もちろんまだファームウェアは改良中ですが、しばらくするとカラーパレットデータもユーザーが自ら登録できるようになります。

このバーチャルカラーホイールのようなLEEフィルターの番号の色が出力されるモードは、他メーカーの製品にもありますが、まさかそのパレットデータを書き換える事ができるとか、ネットワークネイティブというのは、このイルモ以外にないんじゃないかと。
(すみません。これはまだ未完成で、今、改良中ですけど)

こうした全体のコンセプトが、Lumonicのイルモはすごいと思うのです。あとは、この感動を維持し続ける開発力ですが、そこのところは、もう信頼して任せるしかないです。私としては、信じているので、これからもよいアイデアを彼らに提供していきたいと思っております。



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