2012年9月10日月曜日

実はもっとすごいFiberFox「まさに驚異的」













 IBC2日目です。今日が自分にとっての最終日です。2日目になってようやく自分が楽しめる場所が理解できてきました。しかしとにかく広いので、たまにFiberFoxに寄っては、休憩してました。そんな時、ふとリペアの話になり、いまさらながらに驚いた事があるので、みなさんにもご説明したいと思います。

 以前より、私もこのケーブルが相当な強度をもっている事は認識しており、ユーザーの方々にも、そうご説明してきましたが、これが私の想像を遥かに越えたレベルにありました。

カッターで切り込みを入れても、切れないのはケプラー繊維が入ってるからだと、昨年にもそんな話をしましたが、これがそんな中途半端なレベルではなく、ニッパーで何度も何度も同じ場所を切っても、ファイバーはまったく損傷しない強度なんです。




そしてケプラー繊維は、末端から引き抜こうとしても引き抜けないようになっているため、末端を加工してコネクターをつけた後、ケーブルを湾曲させたりしても、決してケプラー繊維がずれたりしない。

しかも、ケーブルは指で完全に押しつぶしても、ねじれてもまた、結んで引っ掛けても、通信に問題はないのです。つまり、バトンの端で照明さんがよくやる鉄管結びなどで括り付けても、問題なく、またドアで押しつぶされても問題ない。本気でトラックに踏まれても、靴底でこすってねじれても、ハイヒールで踏みつけられても、問題はないのです。

 以前、音響さんからリペア依頼をもらいましたが、それはコネクターが同じでも、異なるメーカ−のもので、ケーブルはこういう性質のものではありません。他社の同様のコネクターを使うケーブルには、この特殊なケーブルは使われておらず、よってそうした製品では、問題が起こる可能性がありますが、純粋なファイバーフォックスケーブルだと、めったにリペアするような事にはならないということです。

よって、ファイバーフォックスに否定的な人が言う「リペアできないからダメ」という話は的外れで、リペアの必要がないくらいロングライフというのが正解だと思います。

よく、細いから心配という人も、実際いますが、これも古い固定概念による太いから切れにくいという誤解によるもので、太いケーブルは被覆を2重にしていたりしますが、どれだけ被覆を厚くしても、ニッパーで同じ場所を何度も何度も斬りつければ、切れるのです。しかしファイバーフォックスには、そうした事でも切れる事がない。おまけに熱で被覆が解けても、それでもケプラー繊維が中のコアを守ってくれる。

光ファイバーが不安という人は、おそらくこのケーブルでこれまでの常識は覆るでしょう。DMXや音響のマルチと比較しても、まちがいなくこのケーブルのほうが丈夫だと言う事です。 これは本当によくできたケーブルだと今さらながらに実感しました。





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