2012年9月10日月曜日

バーチャルな空間













 IBCは放送機器の展示会ですが、広い会場には放送機器だけでなく、コンピューター関連から各種のパーツメーカー、ネットワーク業界のビッグネーム、シスコシステムズまで幅広い企業が参加しており、目がくらむような規模に、やや羨ましい思いも感じました。
(日本では、こういう規模の展示会はありえない)
 ユーロクライシスは、どこへやらで、会場はかなりの人でごった返してます。

さて、そんな会場内のそこかしこで実演されていたのが、写真のカラーキーイングを使ったバーチャルスタジオの様子で、これが流行なのか、しょっちゅう目にしました。
グリーンのセット内で人が話をするのですが、画面内では完璧なスタジオセットが映し出され、画面の切り替わりすらも、きれいなトランジションエフェクトがかけられて、変化しています。



写真の女性が話す際には、背景の映像が手元のテーブル表面に映り込んでいるところまでが、うまく表現されており、非常にリアリティーある映像になってました。こういうソフトやハードがあれば、もはやスタジオのセットすらいらないんじゃないか?と思えるほどです。


この他にも、グリーンのカラーキーイング用セット内にいる人物の周りをまったく異なる空間にしているけれど、単にそれだけでなく、カメラをパンすると、その空間が360°見渡せるようになっていて、画面を見ていると、ロケしているようにしか見えない演出などもありました。見事なLive合成です。





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