2012年5月8日火曜日

雇用に関して悩む事

まったく予備知識のない人に、マイルランテックの業務を説明するのは、少し難しく思います。取り扱う機器は、照明関連が主体のように見えて、実は一切照明機器は扱っていないし、また、ネットワーク構築のお仕事をしながらも、それは劇場照明に特化していたり、映像業界の方を顧客に持ちながら、実はそれは主にカタリストだけの話になる。では、単に舞台関連の機材を輸入販売しているだけかというと、舞台とは、やや距離のある実は制御屋さん的な仕事をしていたりもします。

ある一面では、ネットワークインフラの仕事だから、ネットワークに興味のある人が適しているように見えて、実はシステム制御の仕事であったりもして、できれば演出分野に興味をもってくれそうな人が必要だったりもするので、よい人に出会うことが難しいのかもしれません。(当然、入社すれば、全方位の業務に関わってもらう必要があるのです)

一方で、特定の業務だけに従事して、それ以外は専門外だから関与しません。というやり方もあるかもしれません。その代わり給料は少ないですよという交換条件。又はノマドワーカーのようなフリーランス的なつながりもありでしょうし、Catalystプログラマーや、Medialonプログラマーという人材を育成する上では、そういうおつきあいの方法もあるのかもしれません。

個人的には、熱い志をもった人に出会って、ともに仕事に夢中になれる人が一人でも多くいたほうが楽しいわけなんですが、心は熱く、関わりはよりドライに行きたいと、まあ勝手な考えだったりするので、集まってみれば、わりと淡白な集団になってしまうかもしれません。(自分が酔っているときに出会った人材は熱血系かも)

会社員という立場からすれば、会社の求める業務を遂行していただくことが当然の責務であり、こちらとしても、自分勝手に全方位での平均的な能力を求めるのですが、その一方、卓越した特定の能力を持つ人も欲しいわけで、それらはなかなかバランスしません。
同様に、 仕事に熱く、深く関わってくれる人と、言われた事を黙々とこなすが、自分からは決して深く関わってはこない人、これもまた両方ともありだが、相反するタイプの人間像です。非常に技術に卓越した能力をもってはいても、人と会話するのが苦手で営業センスがない人とか、営業センスはあっても、技術的知識がまるでないというのもよく聞く話です。

バランスのとれた人を見つけるのも難しいし、またそういう人材を育てることも難しい。さらには、雇用した人を評価するのも非常に難しい仕事だと思います。




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